子どもたちを学校までお迎えに行くとき、その道のりでラジオを聴くことがあります。
目的もなく、なんとなく、たいていお気に入りのFMを聴いています。
今日、ラジオで聞いた話・・・といっても本当に一部分だけなのですが・・・
偶然聞こえてきた内容に興味がわきました。
ちょうど、聞こえてきたのは「する」と「いる」の話でした。
コロナ禍でオンラインが以前よりも浸透して便利になった。
実際に合わなくても他の人と交流ができるようになった。
オンライン上の集まり(仕事、ミーティング、飲み会など)は目的が先に設定されていて、
ネット上で約束して集まることがほとんど。
「オンラインであつまる」=「する」ことだとゲストスピーカー(どなたか調べていません(;^_^A))が言っていました。
けれど、本来、人はいつも目的があって何かを「する」わけではなく、
一緒に「いる」ことが心地よかったり、「いる」ことで仲間ができたりする。
そして、この仲間とだったら、これがしたいという新しい目標─「する」─が生まれることがあると。
本当にそうだなぁと思いながら聞いていました。
大人よりも本能的で自分に素直な子どもの様子を見ていると、深く納得できるのです。
同じ空間に一緒にいることで自然に遊びが始まります。
遊びに加わっていないように見える子も、ゆるやかにつながっていることもあります。
こんな風に、「誰かとただ一緒にいたい」という気持ちが、あちこちに見られます。
目的の設定がない場所、ただ一緒に「いる」ことができる場所は、
もしかしたら、貴重なのかもしれないと思いました。
子どもたちの「ただ一緒にいたい」そんな気持ちに応えるために、
そらまめを守らなくちゃと改めて思った次第です。
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