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名もないあそび

そらまめは週に1回だけ来所する子から、毎日来所する子まで様々です。

お母さんのお仕事の予定や他の習い事のスケジュールなどからそらまめに来る日が決まります。

今は1年生から4年生までの子どもたちが通ってきています。


違う学年の子と、毎日の顔ぶれも違う中、遊んでいるというわけです。

子どもたちの毎日の遊びは、半分くらいが「名前がないあそび」です。

鬼ごっことか、ボードゲームとか、カンケリなどの、共通のルールがある遊びではなく、

ゆるいテーマ的なものがあって、そのときの流れで自由に変わっていく遊びが好まれます。


室内ではよく、ごっこ遊びっぽいことが始まります。

たいていの場合、戦いごっこか修行的なもの・・・(きめつやポケモンの影響だと思われます)

「じゃ、〇〇と○○は敵ね。」

「こういう風にできたらレベルアップね」

それぞれがほぼ勝手に決めたルールをなんとなく守りながら、みんなで流れを作っていく。

途中で、心境の変化か?動物にキャラ替えする子が出てくると、

他の子たちがたいていその変化を受け入れている様子など、とても興味深い遊びです。

この遊びが楽しいと思う子が多ければ、できる限り許容しあって継続されますが、

つまらないと思う子が多数になると、あっという間に消滅します(-_-;)


お互いの気持ちを探り合いながら、自分の楽しみも見つけて、

受け入れあう力とゆるい協力のもと、続く遊び。

あいまいなことを理解したり感じたりすることが苦手な子どもたちですが、

こうして、鍛えているのだなぁ・・・横目で見ながら感心しています。

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