そらまめは少人数の学童保育ですが、それでも毎日、色々なことが起きています。
子ども達同士のトラブルは必ずといっていいほどあります。
大人でも相手の気持ちを汲み取るのは難しいことです。
子どもなら、もっと難しいはず。
そして、相手の気持ちが分かった後、その気持ちに寄り添った行動をとることができるか?となると
・・・さらにハードルが上がります(◎_◎;)
子ども達のトラブルの中で多いのは、
遊んでいる途中で、「嫌だな」「やめてほしいな」と思っている子の気持ちに気づかず、
遊びがエスカレートしていった時に起きています。
「ふざけすぎ」ですね(笑)
最初は楽しく、お互いにけらけらと笑っているので、途中で限度を超えたときの変化に気づきにくいのです。
そんなわけで・・・おやつの前のあつまりで、「やめて」をきっぱりと言うことが大事という話をしてみました。
自分の気持ちを大事にしよう。
たとえ最初は楽しくても、途中で気持ちが変わることがあるのは当たり前のこと。
嫌だなと思ったら「やめて」と言っていいこと。
相手に伝えるときに言い方も大事。
あいまいに、ふざけているように言うと分かってもらえないことがあるから、きっぱりと伝えるのがポイント。
そして、誰かが「やめて」と言ったら、どうするかをみんなで確認しました。
すぐにやめなければいけないと、子どもたちはちゃーんと分かっていました。
もし、「やめて」と言われているのに、相手の声を聞き入れず続ける人がいたら、
その人はどんな人だろう?とみんなで考えました。
こまった人、意地悪な人、悪い人、嫌な人・・・などなど、子どもたちなりにイメージして、人物像が浮かびます。
「みんなはそういう人になりたいですか?」と聞いてみると、なりたい人はだれもいませんでした。
「やめて」と伝えること、誰かの「やめて」をちゃんと聞くこと。
みんなが安心して過ごせるそらまめにするために、子ども達と改めて確認する良い時間になりました。
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