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mametomo

味を思いうかべて・・・

今日のブックマラソンで支援員が選んだのは、

福音館書店の月刊かがくのとも、さとうわきこ作「ばばばあちゃんとおべんとうつくろう」です。


そのお話とは・・・

ある春の日、ばばばあちゃんがお弁当をつくるために色々な食材を準備します。

やってきた子どもたちと一緒に、とっても自由な発想で、ユニークなお弁当を作り始めます。

最後はみんなでお弁当を持って、野原でピクニックをするというストーリーです。


絵本の中で三つ編みの女の子が「ケーキべんとう」なるものを作る場面があります。

ケーキの型にチョコを入れて、その上にあつあつご飯を入れて平らにして、

その上にあんこ、その上にまたご飯、その上にジャム、またご飯・・・

色々重ねて、ぎゅっと押して、最後にひっくり返して型をとると「ケーキべんとう」の出来上がり。


そらまめっこたち、絵本を見ながら、味を想像しているようで、

眉間にしわが寄っています。

「え~!チョコとご飯って美味しいの?」という疑問の声が思わず口に出ます。

みんなが絵本の世界に入り込んでいるのが分かります。

音も、においも、味もしない絵本ですが、支援員が読む文章と絵からちゃんと味を想像しているのです。

ブックマラソンを続けてきてよかったなぁと思う瞬間です(*^^*)


何かと気ぜわしい世の中ですが、本を開くと子どもたちとゆったりした時間を共有することができます。

地道に続けようと改めて思いました。

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