夕方、お家の人がお迎えに来ると一人、二人と子どもたちが家に帰っていきます。
今日のお迎え予定は6時半って言っていたのに、まだ来ないと心配そうな顔をする子もいれば、
「よし、まだ来ないから遊べる!」と張り切る子もいます(#^.^#)
1年生のAくんのお母さんは職場が少し遠いので、Aくんのお迎えは最後の方になることが多いです。
Aくんは最近いつも夕方5時半ごろになると、一人でドミノを並べ始めます。
日誌をめくってみると・・・Aくんの夕方ドミノは7月の終わりごろからほぼ毎日続いています。
最初のうちは、こんな感じでした。1年生がたった一人でこんなに並べられるってすごいねと言ったのを覚えています。
毎日コツコツと並べています。
せっかく並べても、途中で自分で倒してしまったり、周りの子に倒されてしまったり・・・。
そんな困難も乗り越え、とにかく色々な並べ方を工夫し続けています。
もうすぐお迎えっていうころにはちゃんとその日の完成形まで仕上げて、
お迎えに来たお母さんに披露するというのがAくんのルーティンになっています。
途中で倒したりして落ち込みが激しく、一人では復活できそうもないという“大きな困難”の時以外はたった一人で並べています。
忍耐力、精神力、集中力、工夫する力、気持ちを切り替える力、諦めない力・・・・
Aくんはドミノでたくさんの力を伸ばしているなぁと思って見ています。
お迎えに来たお母さんとお父さんが「(ドミノを倒す)本番」を一緒に見届けてくれて、
感想を言いながら片付けを手伝ってくれるのもAくんにとってはとても大切なひとときです。
ドミノの進化はまだしばらく続きそう・・・楽しみ楽しみ(#^.^#)