たっぷり時間があった夏休みにベーゴマブームに火が付きました。
今では毎日誰かが練習して、床(トコ)の上に乗せて、勝負が繰り広げられるまでに上達しています。
ベーゴマをするときのやくそく
・ベーゴマをなげない
・紐を振り回したり、他の遊びに使わない(なぜか首にまきついていることがあったので(-_-;))
最初にベーゴマに挑戦する前に、このやくそくを確認します。
1、2年生はまだ自分で紐を巻くことができなくて、
大人スタッフに巻いてもらってます。
一度にたくさんの子が「巻いて~」と大人に要求すると、
自分の番になるまで、少し待たなくてはなりません。
待っている間にイライラしてきて「やくそく」を守れず、ベーゴマを投げてしまった1年生がいます。
その子はしばらくベーゴマ禁止。
よく反省してもらって、これからはイライラに負けないように気を付けるという約束をして、
練習を再開しました。
先日、その子がまた紐を巻いてもらう順番を待っていると、
「私が巻いてあげるよ」と4年生のKちゃんが言ってくれました。
Kちゃんは最初から自分で紐を巻いて、ベーゴマを回す練習をしてきた頑張り屋さんです。
自分の回したい気持ちをちょっと我慢して、1年生のために紐を巻いてくれると言うのです。
誰かにお願いされたからとか、誰かに褒められたいからという理由ではなく、
自然に助けてあげたいという気持ちになったのです。
その子がまた「禁止」になったらかわいそう・・・って思ったのかは分かりません。
とにかく、自分中心でなく、誰かを優先する行動でした。
優しい気持ち、人を思いやる気持ちが育っていることを本当に嬉しく、誇らしく感じました。