午前中、水遊びの準備のためにコンチェラートとそらまめを行ったり来たりしていた若手スタッフが、
「道にウシガエルがひからびて死にそうになっているので、そらまめに持ってきてもいいですか?」と言いました。
死にそうなら助けなくちゃ。
「もちろんいいよ。バケツでも虫取り網でもなんでも使って。」と私。
しばらくして、ウシガエルを連れてきたあきあき(若手スタッフのニックネームです)に子どもたちが群がりました。
見ると、本当にカラカラって感じ。体は全然動かなくて、私には生きているかもわかりません。
あきあきの見立てではまだ生きているとのことなので、
水を入れて、そのまま外の下駄箱の前に置き、子どもたちと時々様子を見に行きました。
水分を取り戻し、少しずつふっくら、ぷくぷくしてきました。
動きも出てきて、見るたびに移動しています。
夕方、容器に入れたレンガの上にカエル座りして、
容器の縁の方をじっと見ていたのが私が見た最後の姿です。
その次に見に行ったときにはウシガエルの姿は有りませんでした。
生き物好きのHくんが「え~、なんだよぉ。どこに行ったんだよ~」とがっかり。
商店街の通路の隅などを探してみましたが、いません。
あんなにヨレヨレだったのに、逃げ足が速いです(≧◇≦)
「元気になったからお家に帰ったんだよ」となぐさめました(笑)
雨の日にまた会えるよって。