久しぶりに本の紹介です。
我が家の本棚にはこの本と、もう一冊「マンガ おれたちロケット少年」の2冊が長いこと並んでいました。子どもたちが通っていた小学校で、保護者主体のサークル「生と性のサークル」に入り、子どもたちを取り巻く環境を調べたり、正しい知識を得て子どもたちにどのように伝えたらよいのかをみんなで考えたりする活動をしていました。その活動の中で出会った本です。
「ポップコーン天使(エンジェル)─知ってる?女の子のカラダ」
手丸 かのこ (著), 山本 直英 (監修)
子どもの未来社
「ポップコーン天使」は第二次成長期を迎えた女の子たちの悩みをマンガで分かりやすく解説したもの。「ロケット少年」は男の子版です。
自分の体のことや異性への関心。成長するにつれて心と体の変化は誰にでもあることです。
「恥ずかしいこと」と思う前に、正しい情報をインプットすることがとても重要だと考えています。
隠れてこそこそ得た情報の中には、危険なものもあるかもしれない世の中だからです。
この本はマンガとコラム、Q&Aという構成です。最初はマンガをさーっと読むだけでもいいので、小学校低学年からでも手に取ります。自分に関係することが描いてある「ちょっと違う本」として子どもたちの心に残ると思います。その後、成長に合わせて、コラムなどをじっくりと読むと・・・大人でも勉強になるようなことがたくさん詰まっているのです。特に異性のことは知らずにいたので、初めて「ロケット少年」を読んだときには驚きました。
家庭ではなかなか話題にしにくい「性のこと」。けれど、とても大事なことです。
自分の体のことをよく知ることは命について考えることにつながります。
そして自分のことだけでなく、相手や周りの人の命の大切さにも・・・。
良書を揃え、すぐに手に取れるようにしておくことなら簡単にできます。
最近、そらまめっこたちがこの本を読む姿をよく見かけるので、ブログにしてみました。
それにしても・・・特に薦めていないのに、ちゃんとこの本を見つける子どもの勘、すごいなぁ。
※時々本のことをブログで取り上げたくなるので「著作権」について調べたところ、本の表紙写真を著作権利者に無断で載せることは違反になるかもしれないとわかりました。アマゾンのアフィリエイトリンクで表紙を表示します。ご参考まで。
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